hachida's Diary 2008. 9
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9月2日 (火)  京町屋の鍾馗(しょうき)

京都の町屋の小屋根には鍾馗さんが祀られている。昔、中国の玄宗皇帝が病に伏した時、鍾馗が鬼を退治する夢を見て病気がたちまち治ったことから、「魔除け」「疫病除け」となると信じられた。
 京都では江戸時代に三条の薬屋が家を新築した時、大屋根に鬼瓦をのせた。 すると、向かいの家の女房が寝込んでしまったので、鬼に強い鍾馗を小屋根に飾ると治ったという。
 町屋が消えていく京都でも屋根の上から鍾馗さんの姿が減ってきました。
瓦で出来た鍾馗さんでしたが木彫りで作ってみました。お家の玄関や鬼門の方角においてお祀りください。

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9月1日 (月)  廻転式つくばい(龍安寺型)

鋳鉄製の灰皿です。高さ7,5cm 幅10,5cm
京都の石庭が有名な龍安寺にあるつくばいをモデルにさせていただきました。
方丈の北東に据えてある銭型のつくばいは、中心の口を共用すれば‘吾唯足知(ワレタダタルヲシル)と成り、禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道である。  水戸光圀の寄進といわれている。  紙箱入 価格 2,800円 (税込み)

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