hachida's Diary 2019. 9
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9月13日 (金)  五感の1つ  聴覚

五感には 視覚・嗅覚・味覚・触覚そして聴覚です。
字のごとく耳で音を感じ取り外部の情報を得ることですね。
音も追及するととっても奥が深いと思います、今回は仏具の中で重要な「おりん」のご紹介です。

「おりん」を作るに当たって材質はとても重要です。 その中に「佐波理」と呼ばれる合金がございます。
佐波理(さはり)とは
金属材料の名前(砂張・沙張などとも書く)で銅に錫を多量に含ませた青銅の一種を指し、金属鋳物の中でも最も高度な技術が必要であるとされています。
非常に良く響き音色が良いことから「響銅」とも呼ばれ、鳴物に最適な合金と言われております。
佐波理製の「おりん」は、澄んだ音色と長い余韻が特長で、余韻の中にゆらぎがあり、とても心地良い音色を奏でます。
また、長年叩くことで「鳴り上がる(音が良くなる)」と言われ、月日とともに使い手と「おりん」が共鳴し、音色は鳴らせば鳴らすほど素晴らしく響きを奏で、色合いは趣を漂わせてくれることでしょう。

左から 「京の名工」として知事表彰を受ける京都伝統産業優秀技術者 南條 勘三郎(六代目)の作。  「勘三郎」りん」 です。

真中 五代目 京りん與 二方屋克明 「二方りん」

右は 佐波理ではございません、 本金箔を押した「雅りん」とってもピカピカ高級感満載。 

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9月10日 (火)  螺鈿玉 ご紹介

螺鈿玉とは天然の貝殻を固めて念珠玉にしたものを当店では「螺鈿玉(らでんだま)」と呼んでおります。
色々な色がございますので色合わせをして、お念珠や腕輪などを作っております。
自然の貝殻ですので一つ一つ輝きが違い、天然石に似たような感覚で楽しんで作っております。

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